全寮制学校(神奈川県)での集団感染※1
2017年7月、神奈川県横須賀市の全寮制学校で侵襲性髄膜炎菌感染症(IMD)の集団感染が発生し、発症した10代の男子学生1名が亡くなりました。
亡くなった学生は、熱っぽさを自覚し、翌朝に発熱、昼頃に紫斑などが出たため市内の医療機関を受診し、治療を受けましたが、数日後に亡くなってしまいました。
発生後に保健所が調査した結果、学校関係者の濃厚接触者は、42人(学生27人、職員15人)で、そのうち髄膜炎菌の保菌者は、10人(学生9人、職員1人)いました。濃厚接触者には発症を予防するために抗菌薬の予防投与が行われました。